WiMAXは地下鉄ではつながらないっ!
これからWiMAXをはじめようと思っているのにそんなことを言われたら、地下鉄で通学や通勤をする人にとっては大問題ですよね。
実際に地下鉄で通勤しながらWiMAXのWX04を使っている筆者が、地下鉄での使用感をお伝えします。
WiMAXが地下鉄でつながらないのは過去の話!?
はじめての人にはわかりにくいですが、現在WiMAXといえばWiMAX2+です。
過去:WiMAX回線
現在:WiMAX2+回線
WiMAX回線は終了したし、ワイマックスツープラスは言いにくいので、WiMAX2+のこともWiMAXと呼んでいます。
もともと使っていたのはWiMAX回線なんですが、いまのWiMAX2+と比べれば速度も遅かったわけです。
だから全体的につながりも悪かった。
地下鉄の駅にもあまり対応していなかったので
WiMAXは地下鉄ではつながらない
そう言われていたんです。
現在は昔のWiMAXより速度も数倍になったし、環境も整ってきています。
実際にどれくらい使えるのかを説明していきます。
●目次
●地下鉄の駅はめっちゃつながる!
●地下鉄の駅はめっちゃつながる!
WiMAXには電波インジケータという機能がある機種があります。
※画像はWX03
電波の感度を2秒ごとに計測して棒グラフにあらわしてくれる機能です。
だから電波の強さと安定がわかりますよね。
地下鉄の駅で電波インジケータを使ってみた結果
MAXで安定しているのがわかるでしょうか。
つまり地下鉄の駅はかなり電波がいいんです。
となると問題は駅間(走行中)ですよね。
これは結論をいうと場所によって変わります。
トンネルを想像してもらうとわかりますが、まっすぐで短ければ電波も届きやすいですが、曲がりくねって遠ければ電波が届きにくくなります。
駅と駅の距離や環境によって変わるのです。
地下鉄で通勤している筆者の感想は
駅と駅の間が長い時は途切れるけど、動画などはバッファがあるので途切れずに見ることができています。
動画などは先に読み込みされている分があるので、通信がとぎれてもある程度ならそのまま視聴し続けることができるのです。
だから完ぺきではないけれど、そこまで気にならないというのが筆者の感想です。
WiMAX2+が利用可能な地下鉄は
北海道 東北地方
・札幌市営地下鉄
・仙台市地下鉄
関東地方
・小田急電鉄
・京王電鉄
・京成電鉄
・京浜急行電鉄
・埼玉高速鉄道
・相模鉄道
・新京成電鉄
・西武鉄道
・つくばエクスプレス
・東急電鉄
・東京メトロ
・東京モノレール
・東京臨海高速鉄道
・東武鉄道
・東葉高速鉄道
・都営地下鉄
・北総鉄道
・横浜市営地下鉄
・横浜高速鉄道
中部地方
・名古屋市営地下鉄
・名古屋鉄道
関西地方
・大阪メトロ
・北大阪急行
・京都市営地下鉄
・神戸市営地下鉄
・京阪電気鉄道
・近畿日本鉄道
・山陽電気鉄道
・泉北高速鉄道
・阪神電車
九州地方
・福岡市地下鉄
さらに詳しく駅の情報が知りたい方はこちら
●駅間(走行中)はLTEオプションがおすすめ
通常のWiMAX2+回線でもそこそこつかえることはお話ししましたが「もっと安定感が欲しい!」という人にはLTEオプションがおすすめです。
LTEオプションとは
WiMAX2+回線にくわえて、つながりが悪い時に「au 4G LTE」つまりauのLTE回線をつかうことができるオプションです。
スマホのキャリアとおなじLTE回線がつかえるわけです。
LTE回線に切り替えた状態を「ハイスピードプラスエリアモード」といいます。
月に7GBという制限付きですが、WiMAX2+ではつながりにくい時に一時的に使用するだけなので十分な量だと筆者は感じています。
料金は月に1,005円(使った月だけ)。
3年プランで申込めば1,005円は無料になるので、少しでも使うのなら2年契約ではなく3年契約で申込むことをおすすめします。
1,005円×36ヵ月=36,180円お得!
LTE回線(HS+Aモード)への切り替え方法
通信設定から「ハイスピードプラスエリア」を選択すればOKです。
筆者が愛用しているWX04だと画面に「ワンタイム HS+A」というボタンがあるので、切り替えたいときにそこを長押しします。
一旦、LTE回線に切り替える表示がされるので勝手に切り替わることをふせいでくれます。
3年プランで申込んでいる人は無料ですから、気にせずに「はい」を選択します。
左上の表示が「HS」から「HS+A」に変わって「ワンタイム」ボタンが黄緑色に変われば切り替え完了となります。
解除するときはもう一度「ワンタイム」を長押しすればOK。
端末のインターネット接続が終了、または通信がない状態が一定時間続いた場合は自動的にWiMAX2+にもどるので使いすぎを防止してくれるんです。
だから地下鉄のように一時的にLTE回線をつかうときは本当に便利です。
アプリをつかえばスマホからの操作でLTE回線に切り替えることもできます。
関連記事
WX04のスマホアプリ「WiMAX2+ Tool」が使えないようでかなり便利!
●大阪メトロ(御堂筋線)WX04でLTEの検証
地下鉄でWiMAXはつかえるのか?
その答えは
そこそこ使える
でしたよね。
通信が途切れることもあるけれど、動画などバッファが残っている場合は途切れずに視聴し続けることができました。
ではLTEオプションをつかえば本当に快適につかえるのか?
それを関西でいちばん混雑する地下鉄の路線、大阪メトロの御堂筋線でWX04をつかって検証してみました。
地下鉄が動き出す寸前にLTE回線(HS+Aモード)に切り替えました。
電波インジケータはMAXでアンテナも4本たっているのがわかりますよね。
駅と駅の中間地点では
若干の波はあるものの、アンテナも4本たってかなり電波が強い状態がつづきました。
もう「WiMAXは地下鉄でつながらない」というのは過去の話なのです。
●WiMAXの地下鉄事情まとめ
「WiMAXは地下鉄でつながらない」といわれた時代から、速度もエリアもかなり進化しました。
地下鉄の駅の環境も良くなり、だいぶつながるように。
でも駅間では途切れてしまう・・・
そのもどかしさもLTEオプションで解決されました!
走行中の駅間でもバッチリつながるようになったんです。
1,005円の月額料も3年プランで申込めば無料なので料金的な問題もなしですよね。
WiMAXはどこで申込むのがベスト?
WiMAXを申込むのに最適なプロバイダを2つ紹介します。
どちらも筆者が比較しまくって実際に契約したことのあるプロバイダです。
キャッシュバックはないけど月額料金が安い!Broad WiMAX
キャッシュバックがすごくて総額が安い!とくとくBB
ひとつめは筆者が現在契約しているBroad WiMAXです。
とにかくめんどくさいのはイヤ!という方に超おすすめのプロバイダ。
申込むだけで月額料金が激安になるんです。
筆者が申込んだのは無制限の「ギガ放題3年プラン」
月額4,380円のギガ放題がこの料金でつかえます。
平均月額3,537円
選んだポイント
25ヶ月目以降(3年目)の料金も安いから
以前は「とくとくBBのキャッシュバックキャンペーン」から申込んだので、2回目の申込みができないことと、キャッシュバックの受け取りまでが面倒だったので今回はBroad WiMAXを選びました。
初期費用18,857円割引という内容ですが、実際には総額で3万円以上もお得になります。
Broad WiMAXの月額料金が激安のキャンペーンはこちら
キャッシュバックが欲しいならとくとくBB
キャッシュバックはもらうまでに約1年かかりますし、ちょっとした手続きも必要で、期限を過ぎると最悪もらい忘れるというデメリットがあります。
でもその代わりに総額で見ると月額料金が安いキャンペーンよりも数千円安くなるというメリットがあります。
筆者がWX03を申込んだのがとくとくBB。キャッシュバックもしっかり受け取りました。
ちょっと面倒だけど総額を激安にしたいというのなら、とくとくBB以外ありません。