WiMAXのNEC製の最新機種「Speed Wi-Fi NEXT WX05」(2018年11月8日発売)
スペックをみる限りの評価はイマイチだといえます。
まずはWX05とその旧機種WX04、ファーウェイのW05とスペックを比較してみましょう。
WX05 | WX04 | W05 | |
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販売元 | NEC | NEC | ファーウェイ |
カラー | ピュアホワイト ソニックレッド |
クリアホワイト アクアブルー |
ホワイトシルバー ブラックライム |
サイズ | 約111×62×13.3mm デイスプレイ2.4インチ |
約111×62×13.3mm デイスプレイ2.4インチ |
約130×55×12.6mm ディスプレイ2.4インチ |
重さ | 約128g | 約128g | 約131g |
通信速度 ハイスピード (WiMAX2+) |
下り最大440Mbps 上り最大30Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大30Mbps |
下り最大558Mbps 上り最大30Mbps |
通信毒度 ハイスピードプラス (LTE+WiMAX2+) |
下り最大440Mbps 上り最大75Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大75Mbps |
下り最大758Mbps 上り最大112.5Mbps |
連続通信時間 ハイスピード (WiMAX2+) |
ハイパフォーマンス:約8.1時間 ノーマル:約11.5時間 エコ :約14時間 Bluetooth:約18時間 |
ハイパフォーマンス:約8.1時間 ノーマル:約11.5時間 エコ :約13.8時間 Bluetooth:約18時間 |
ハイパフォーマンス:約6.5時間 ノーマル:約9時間 バッテリーサービス:約10.5時間 Bluetooth:約15時間 |
連続通信時間 ハイスピードプラス (LTE+WiMAX2+) |
ハイパフォーマンス:約8時間 ノーマル :約10.5時間 エコ :約13.3時間 Bluetooth:約16.8時間 |
ハイパフォーマンス:約8時間 ノーマル :約10.5時間 エコ :約13時間 Bluetooth:約16時間 |
ハイパフォーマンス:約4.3時間 ノーマル:約6.5時間 バッテリーサービス:約9.2時間 Bluetooth:約15時間 |
待受け時間 | 休止待受:約700時間 ウェイティング:約50時間 |
休止待受:約700時間 ウェイティング:約50時間 |
デフォルト:約850時間 ウェイティング:約38時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh※取り外し可能 | 3,200mAh※取り外し可能 | 2,750mAh※取り外し不可 |
同時接続台数 | 10台 | 10台 | 10台 |
WiFi規格 | 2.4Ghz 5Ghz | 2.4Ghz 5Ghz | 2.4Ghz 5Ghz |
接続端子 | Type-C USB2.0 | Type-C USB3.0 | Type-C USB2.0 |
同梱物 | USB充電ケーブル | USB充電ケーブル | USB充電ケーブル |
クレードル価格 | 3,980円(税込) | 3,980円(税込) | 3,553円(税込) |
これを見る限り、WX04とスペックはほとんど同じ!
1年前とほとんど変わっていないのです。
ファーウェイ社製のW05はどんどんアップデートされて下り最大速度は758Mbps、上り最大速度は112.5Mbpsにまで上がっています。
WX05に速度を期待していた人にとってはちょっと残念な結果となりました。
ではWX05は選ぶ価値がないのか?
というとそうではありません。
WX05は最高機種である理由
WX04は発売当初の前評判はなかなかよかったんです。
旧機種のWX03からかなり進化しましたからね。
・LTE対応になった。
・バッテリー持ちがよくなった。
・便利な機能が増えた。
まさにWX03の足りなかった部分が改善され、ユーザーが求めていた機種だったんです。
でも発売後の評価はさんざんでした。
口コミを見てもSNSをみても5ちゃんねるをみても不具合が多発していたのです・・。
WX04を快適につかっていた筆者には不思議でしたが、WX04の不具合が多かったのは事実です。
でもこれが逆に良かったのかもしれません。
さすがに今回は不具合がないように徹底的にチェックされているはずだからです。
世界のNECですから同じ過ちは繰り返さないでしょう。
WX04はもともと完成度の高い機種ですから、そこから進化したWX05はもちろんそれを超えているのです。
W05と比較してどうなのか?
ファーウェイ社製の人気機種W05と比較したいという方も多いと思います。
W05がNEC製の機種を上回っているのはハッキリ言ってこの2点だけです。
①デザイン
②最大速度
たしかにデザインは素晴らしいと思います。
デザインに関してはファーウェイ社にはかなわないでしょう。
Home L01が出たときはこれまでのホームルーターのイメージが覆されました。
色のセンスも完ぺきです。
それだけで選んでもいいぐらいです。
次に最大速度です。
WX05
下り最大440Mbps、上り最大75Mbps
W05
下り最大758Mbps、上り最大112.5Mbps
かなり違うのがわかりますよね。
でもこれはLTEオプションを利用したハイスピードプラスエリアモードでの速度なんです。
それにエリアも東京、愛知、大阪のごく一部。
東京なら使えるとかではありません、ごく一部なのでほとんど意味がないんです。
LTEオプションは月に7GBのWiMAX2+ではつながりにくい時に補助的に使うだけのものだし、使わない人にとっては何の意味もありません。
それだけの能力はあるということです。
ではLTEを使わない通常のWiMAX2+での最大速度をみてみましょう。
WX05
下り最大440Mbps、上り最大30Mbps
W05
下り最大558Mbps、上り最大30Mbps
大差ないんです。
実際に筆者は両機種の速度を同じ条件で測ってみましたが、実感できる差はありませんでしたしW05が常に速いということもありませんでした。
逆にNEC製のWX04とWX05のメリットをあげてみると
①バッテリー持ちがいい
②バッテリーの取り外しができる
③ビームフォーミング機能がある
④電波インジケータ機能がある
⑤クレードルにはアンテナが搭載されている
けっこうあるわけです。
とくにバッテリー持ちはモバイルWiFiルーターの命とも言えますよね。
WiMAX2+の省電力モードで最大通信時間を比較すると
WX05:14時間
W05:10.5時間
3.5時間もWX05の方が通信時間が長いということになります。
それにバッテリーを取り外しできるということもけっこう大事!
「WiMAX 膨張」で検索するとわかりますが、バッテリーが膨張することはよくあるのです。
WiMAXがわるいというのではなくて、リチウムイオン電池の性質上仕方のないことなんです。
で、そんな時にバッテリーが取り外せないとどうなるかというと
焦ります・・。
ネットで検索してもよくわからないし、プロバイダには電話が繋がらない。
そうしてる間にどんどん膨張していきます。
筆者はWX03で経験しましたが、半日でフタが閉まらないくらいまで膨張して使うのが怖くなってきます。
でもWX03も取り外しが可能な機種だったので、すぐにネットから充電池を発注して翌日にはもとどおりになりました。
バッテリーが取り外せないW05だと、膨張している間に故障する可能性もでてくるのでやっかいですよね。
WX04から進化したWX05の機能とは?
WX04からスペックはほとんど進化していないと書きましたが、機能はパワーアップしているので紹介します。
WiMAXハイパワー
屋内などでの電波が弱いエリアや届きにくいエリアで送信パワーをアップさせて通信速度を約20%するWiMAXハイパワーという機能が備わりました。
Wi-Fiを可視化!
周辺の2.4Ghz帯の混雑度をグラフで確認することができるので、「1、6,11」の3つのチャンネルから混雑していないチャンネルを選んで通信パフォーマンスを上げることができます。
安心してハイスピードプラスエリアモードがつかえる
LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード)と通信カウンターが連動されたことによって、LTE利用時の通信制限を強制的に防いでくれる機能が搭載されました。
あらかじめLTEのリミットである7GB以下の数値を設定しておけば、それ以上はWiMAX2+に切り替えてくれるというわけです。
限りあるLTEのデータ通信量を無駄なく使うことができるわけです。
お任せ一括設定
・大量のファイルをダウンロードしたい
・外と家でバランスよく使いたい
・バッテリーを長持ちさせたい
設定がよくわからなくても、3つのシーンから選んだ最適な設定が一括で行えます。
まとめ
今選ぶならWX05で間違いありません。
もちろんファーウェイ製のW05を選ぶのもアリですが、ごく一部の地域でハイスピードプラスエリアモードを使ったときの速度が上回っているだけで、それ以外はデザインをのぞいてWX05の方が性能面でも機能面でも上回っているのです。
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