WiMAX、Speed WiFi HOME W06の評判がイマイチです。
2019年1月25日に発売以来、不具合が多発しているんです。
iPhoneがスリープ状態になった時、つまりW06との接続が途切れた時に設定が切れてしまうという症状が、全国的に広がっているからです。
一方、NEC製の最新機種WX05は、全機種WX04の発売当初、不具合が多発しましたが、とくに問題は起きていません。
W06の評判はイマイチ!?WX05とどっちがいいの?
WX05の発売が2018年の11月でW06の発売が2019年の1月25日です。
つまりW06の方が新しく、最大下り速度1.2Gbpsということで注目を集め、一気に人気No.1 に躍り出たのですが、評判が下がりつつある状況なのです。
ぶっちゃけ今買うならWX05と”どっちがいい”のかを説明したいと思います。
●W06の評判がイマイチよくない理由
「W06とWX05の大きな違い」といえばその製造元になります。
W06のWシリーズは中国資本のファーウェイ社製
WX05のWXシリーズは日本のNECプラットフォームズ社製
つまりW06の方が新しいとはいっても会社がちがうのでWX05が旧機種ということにはなりません。
W06の旧機種はW05になるわけですが、W05の発売が2018年の1月。
W06の旧機種W05
約1年が経っているわけですからどれくらい進化しているんだろうと期待しますよね。
W06の発売が発表されてビックリ!!
予想以上の高スペックだったんです。
新機種に期待していたわけですが、UQは2020年に1Gbpsを目指すと公言していたので、発売してみたら1.2Gbps越えの速度におどろかされたわけです。
これが前評判がイマイチだった理由です。
人気は急上昇し、あっという間にNEC製のWX05を追い越して人気No.1に躍り出たのはいいのですが、その後が最悪です。
iPhoneとの接続が途切れてしまうという不具合の情報がネット上で持ちきりになってしまったんです。
●W06はバッテリー持ちがよくない
バッテリー持ちはモバイルルーターにとって重要ですよね。
W05はWXシリーズに比べてバッテリー持ちがあまりよくありませんでした。
だからW06にはバッテリー持ちがよくなっていることを期待していたわけです。
ですがフタを開けてみるとW05のバッテリー持ちのスペックはW05とほとんど同じ。
W06
バッテリー容量:3,000mAh
連続通信時間:7.2時間~11.6時間
WX04
バッテリー容量:3,200mAh
連続通信時間:8.1時間~14時間
WX05の方がバッテリー持ちがいいのでかなりポイントが高いわけです。
それにWX05の方がバッテリー容量が大きいのに重さはほとんど同じ!
W06:125g WX05:128g
他のポケットWiFiなどのモバイルルーターと比べるとどちらも長時間の部類に入るわけですが、バッテリー持ち重視の人にとってはWX05に軍配があがりました。
●最高速度1.2Gbpsもあまり意味がない!?
W05はもともと下り最大速度が440Mbpsだったのですが、アップデートによってLTEオプションの同時利用で一部地域に限り758Mbpsになりました。
W06はこれを受け継いで最初から1237Mbps、そして上り最大速度は75Mbpsにアップされています。
これは有線接続時の速度ですが、無線WiFi接続時でも867Mbpsの高速なんです。
WX05は下り最大速度440Mbps、上り最大速度30Mbpsなので、W06の方がかなり速度が速いように思いますが実はたいした違いはありません。
なぜならW06の1237Mbps、75Mbpsという最大速度が出せるエリアは東京と埼玉のごく一部のエリアだからです。
ほとんどのエリアではあまり意味がないのです。
WX05
下り最大速度440Mbps、上り最大速度30Mbps
W06
下り最大速度558Mbps、上り最大速度30Mbps
※一部のエリアで867Mbps、75Mbps
実測でいうとほとんど同じと考えてもいいでしょう。
440Mbpsでも十分に速いので1.2Gbpsにこだわる必要はありません。
※他社の速度
ソフトバンクエアー:下り最大261Mbps
ワイモバイル:下り最大612Mbpsといっているがエリアは少なく、実際は261Mbps以下
速度だけでなくエリアが全国展開していることが大事なのです!
●WX05をおすすめする理由とは
WX05はW06と違って前機種であるWX04の良いところをさらに進化させ欠点を改善した機種であります。
WX04(旧機種)
・バッテリー持ちが良い
・クレードル(別売りの置き型充電器)にアンテナが搭載
↓ ↓ 進化 ↓ ↓
WX04
・バッテリー持ちがさらにアップ
・WiMAXハイパワーで電波が弱い場所に対応
W06とWX05を比較してみると一目瞭然
W06 | WX05 | |
重さ | 125g | 128g |
バッテリー持ち | 7.2~11.6時間 | 8.1~14時間 |
LTE対応 | 〇 | 〇 |
Bluetooth対応 | × | 〇 |
急速充電 | 〇 | 〇 |
電池取り外し | × | 〇 |
クレードル | なし | 〇アンテナ搭載 |
ビームフォーミング | × | 〇 |
●バッテリー交換できるWX05
画像はWX04
WiMAXの充電池はリチウムイオン電池なので使うほどに”劣化”していきます。
また古くなったり熱をもちすぎると”膨張”して故障の原因になったりもします。
そんなときにスマホのように自分で電池交換ができないタイプだとあせりますよね。
電池交換に出すにしてもWi-Fi環境がなくなってしまっては困ります。
でもWX05はフタをはずせばカンタンにバッテリーをはずすことができるので、通販でバッテリーを注文すればすぐに交換ができるので安心なんです。
実際に筆者は同じく電池交換が可能なWX03で膨張を経験しましたが、すぐにAmazonで電池を注文したので翌日にはあたらしい電池と交換することができました。
●アンテナ付きクレードルでホームルーターに!
WX05クレードル 価格3,980円(税込)
両端の透明の部分がアンテナになっていて、本体とは違う方向からも電波を拾ってくれます。
WX05はWX03WX04で評判だったアンテナ付きクレードルがそのまま引き継がれているのですが、W06には専用のクレードルがありません。
これがあるのとないのでは通信性能、つまり速度がけっこう変わってきます。
メーカーの発表ではスループット(時間あたりに処理できる通信量)が20%向上するということです。
普段は置時計としてもつかうことができます。
パソコンに有線LAN接続もできるので、高画質の動画を見るときなんかも安心ですよね。
W06はクレードルがない
WX05クレードルがあると
・充電器としてつかえる
・アンテナで通信制が約20%アップ
・パソコンやゲーム機と有線LAN接続できる
・置時計としてもつかえる
●W06は発売前の評判がよかった!
W06は一部のエリアで速度が速いだけ・・
正直これ以外にメリットが見当たらないので”おすすめできない”と思っていました。
でもいざW06が発売されてみると評判があまりよくなかったんです。
性能的には優れているのですが、発売後にかなりの不具合がネット上で報告されたためか、人気が失速してしまいました。
●W06とWX05どっちがいい?
どちらも十分な基準に達しているので、好きなデザインで決めるのもアリですが、よくわからない方のために機種の選び方をまとめたいと思います。
スピード重視ならW06
不具合のが多すぎてネット上での評判は下がりましたが、不具合はかならず改善されます。
最大速度のエリアもごく一部ですが、順次拡大中ということなので、期待できます。
バッテリー重視ならWX05
WX05はバッテリー交換が可能な機種なので3年の長期利用にはこちらが向いています。
またクレードルで室内の通信環境を安定させたい人もこちらがおすすめです。
●他サイトではわからない、W06とWX05をお得に申し込む方法!
WiMAXはUQコミュニケーションズからWiMAXを提供されている家電量販店やインターネット会社から申し込むことができますが、絶対にインターネット会社から申し込むことをおすすめします。
なぜならUQ WiMAXとまったくおなじ通信環境なのに、総額にすると3万円以上も安く契約できるからです。
UQ WiMAX、家電量販店、auショップから申込むと3万円の損!
これらの店舗から申込んだ場合、お得度はほとんどありません。
店員さんはキャンペーンだの割引だの行ってくると思いますが、料金は共通なので基本の料金になります。
家電量販店だと、電化製品を買うことが条件だったり、早く売りたい旧端末にちょっとサービスを付ける程度だからです。
3万円以上安くなるのがインターネット会社
インターネット会社は店舗を持たないので、人件費や店舗維持費がかからない分だけキャッシュバックや月額の割引に充てることができます。
家電量販店のようにUQ WiMAXの代理店というよりは、インターネット会社がUQに頼まれてWiMAXを取り扱っているというスタンスなので、自由に料金を設定したり高額なキャッシュバックのキャンペーンを行うことができるというわけです。
UQに変わって窓口になるだけなので、安いからといって通信環境が悪くなることもありません。
当サイトでおすすめするインターネット会社は
・GMOとくとくBB
・So-net
WiMAXのキャンペーンを取り扱っているプロバイダは数多くあります。
ですが、常にキャンペーンを比較しまくっている筆者はGMOとくとくBBとSo-netの2つのプロバイダをおすすめしたいと思います。
料金もサービスもずば抜けているのがGMOとくとくBB!
これは間違いありません。
キャンペーンはキャッシュバックと月額割引がありますが、はっきりいってGMOとくとくBBが1位と2位を独占しています。
クレードルが無料で手に入る!
平均3,500円ほどするクレードルですが、GMOとくとくBBなら無料で手に入れることができます。
キャッシュバックキャンペーンならクレードルセットを選べばいいだけだし、月額割引キャンペーンなら3年契約で申込むとW05、WX04なら無料でもらうことができるのです。
とくとくBBはとにかく安くて条件もいいのです!
総額でお得なのがキャッシュバックキャンペーンなので、安さ第一ならキャッシュバックキャンペーンから申込むのが最安値だといえるでしょう。
もしキャッシュバックはもらい忘れが不安というのなら月額割引キャンペーンを選べばOK。こちらも十分に激安なのです。